たまの乗り物日記

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去り行く車両たち(2)中央線201系

103系が引退した今、JR東で最古参の通勤電車となった中央線の201系ですが、今冬からE233系の投入が迫っており、どの電車も201系という今が記録のチャンスとなっています。

しかし幼少時「省エネ電車」として一世を風靡した201系が置き換えの対象になるとは時代の流れはホント早いものです。

 

Tc201-11.JPG

↑トタH4編成:クハ201-11(06.09.06 三鷹駅

 

しかしまあ、前面の電照式種別幕と大きなスカートのおかげで原形ぶち壊しであり、どうにも写真を撮る気が失せますなあ。

前面だけだったら大阪環状線の201系の方が感じが出る気がします。

まだ京葉線や青梅・五日市線のほうがいいかも。

 

ところで中央線は10両貫通編成と6+4分割編成があります。分割編成には電照式種別幕はなく、87年につけられた差込式種別板が未だ設置されています。この板も原形をぶち壊す愚作だと思っていますが、つい最近までホリデー快速の分割運転時にはこの板が使われたようですが、最近は使われていないようです。

そのためか、最近この板を撤去した編成が現れました。

 

201_001.JPG

↑左はついているが右はついていない(06.09.06 三鷹駅

 

この編成が分割運用に入った場合、青梅・五日市線用と同様、スカートを除けば原形の前面が拝めることになります。

しかも運用によっては方向幕が「特別快速」だったりするわけで、また青梅・五日市線用は線名が書かれていますがそれもないので、なおさらグッドな状態になります。

まあ、普段は朝か夜しか分割運用はなくさらに拝島とか大月以遠とかなので地元民以外はつらいでしょうが…。

 

しかしこの撤去劇、単にもう使わないから撤去したというところでしょうが、ひょっとしてどこかへ転属?とかいう期待も持てるところです。

ただまあチョッパ装置の保守は相当厳しいようですからあまり期待しないことにしましょう…。

 

■本館記事(http://tamazo-diary.seesaa.net/article/23366952.html)もご覧ください。