たまの乗り物日記

乗り物(飛行機,鉄道,バスなど)に関する記事を紹介しています。

江戸川区花火大会は京成バスで

数ある花火大会のうち首都圏最大級の規模を誇る江戸川区花火大会。 今年も盛況のうち終了しました。

さてこの花火大会。広い江戸川河川敷が会場なので混むには混むとしても見れないなんてことはないのが良いところですが、デメリットとしては交通機関が不便で、最も近い都営新宿線篠崎駅からでも打上会場まで徒歩15分、JR総武線小岩駅からだと25分もかかってしまいます。 また篠崎駅は元々規模が大きくない駅なのに開催日は首都圏から押しかけるためダイヤは乱れるは駅は入場規制がされるはとあまり良い環境ではありません。 そこでお薦めなのは京成バスの利用です。

まずは小72:篠崎線は、河川敷沿いの篠崎街道を走るため、会場の目の前を通ります。ただし16時からは柴又街道へ迂回してしまうため、最寄のバス停(小73の南小岩二丁目または中図師)から徒歩になります。ただし篠崎駅よりははるかに近いので、これでも便利です。

次に新小71:鹿骨は、新皆面橋が最寄バス停となります。ここからはそんなに近くはありませんが篠崎駅よりは7分ほど手前よりなので便利です。 あと新小71系統の良いところは、鹿骨街道は開催中もそれほど渋滞しないので、快適に移動ができます。総武線からであればこのルートが最速になると思われます。

さて当日は京成バスも多数の臨時便を出します。 私が知る限りでは、小72が一之江駅~中図師間、新小71が新小岩駅~新皆面橋間で臨時バスが走ります。普段から日中10分ごとと便利な新小71ですが、この日はまさに頻発であり、待つことはほとんどないでしょう。 あと小72の一之江側は、減便により日中は多くて30分ごとと、時刻表を見ないと利用はちょっとつらい本数なのですが、この日に限っては時刻表なしでもOKになっています。 新小岩駅側はもちろん、新宿線が駅に数珠繋ぎになってしまったときなどは一之江駅でバスに逃げるというのも一つの裏技であろうと思います。

あと趣味的には臨時便には滅多に出てこない古参車が出てくるというのも楽しみの一つです。 江戸川営業所は、古参車は朝のラッシュ時だけ走るということがほとんどで、地元民ならまだしも遠方からの利用者はなかなか捕まえづらいという状況が多いかと思いますが、この日だけは別で、普段日中車庫で寝ている古参車が多数活躍する場を見ることが出来ます。

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↑E135号車(富士5E/P-LV314L)

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↑E145号車(IKコーチ/P-LV314L)

写真は2003年8月2日の新小71臨時バスです。この年の9月末で排ガス規制が強化され、DPFなしのP-代は全廃されることが決まっていたのですが、この日は普段朝しか見られないP-代が臨時バスにフル出場しており貴重な写真を撮ることができました。

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新小岩駅の新小71乗り場の様子

今年も最近すっかりご無沙汰であったE181号車などの古参車が「京成バス」のLEDを光らせて活躍していたのを確認しました。 来年はぜひ京成バスの動向も要チェックです。