たまの乗り物日記

乗り物(飛行機,鉄道,バスなど)に関する記事を紹介しています。

東海道線113系最終日(1)伊東へ

3月17日。今日が東海道線京口113系は最終日です。

この日は同時に常磐線103系の最終日でもあり、そちらは午前の運用終了後E231系と交代することが新聞記事に出ていたことから、朝は常磐線103系を見届け、東京駅で113系を見た後、午後に113系のお別れ乗車をする予定でスケジューリングしました。

結局、A25+A125運用は事前情報通り113系でした。1768Mの東京到着を見届けた後会社へ向かいます。

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↑A25+A125運用の1768Mは113系であった。このK69編成がラストを飾る(06.03.17 東京駅)

さてお別れ乗車ですが、個人的にはとても思い入れのある小田原-熱海間に絶対乗ろうと決めていました。半年前に乗った区間ではありますが、もう113系で乗れないとなると尚更です。
しかし金曜午前は会社を休めないため、まだ日の短いこの時期にこの区間を通るのはなかなか大変なものがあります。 幸いなことに、前年フレックス勤務の部署に異動したため、10時~15時のコアタイム勤務にすれば、午前常磐線へ行き、15時退社後新幹線で小田原まで行けば伊東行529Mに乗れることがわかりました。こんなスケジュールはフレックス勤務でないと困難であり、この時ばかりは異動して良かったと思いました(笑)

ということで15時ジャストに会社を出て、東京駅へ急ぎ15:36発のひかり379号で小田原へ行きます。小田原なんぞで新幹線というのはとてももったいないのですが致し方ありません。

さすがに新幹線は早く16:09には小田原駅に着き、16:23着の529Mを待つことにします。東京より先端は思ったよりも人が少なく数人しかいませんでした。


↑529Mが小田原駅へ入線(06.03.17 小田原駅

529Mはそれほど混んではいませんでしたが、一般客と同じくらい同業者が多く、3月なのにかなりの窓が開いており(気持ちはわかるんだけどさ…)連結部にはテープレコーダがあったりとある意味異様な光景でした。 当然クロスシートには座れなかったのでロングシートに座りながら景色を見ることにします。

半年振りの相模灘ですが、全く変わりなく素晴らしい景色でした。今日までは113系も変わりなく毎日走っていたのですが、明日からはこの組み合わせは実現できません…。

529Mは根府川スーパービュー踊り子号の通過待ちをします。ホームは同業者でいっぱいになりました。

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↑コツK69編成:クハ111-230(06.03.17 根府川駅

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根府川駅の駅名票と113系(06.03.17 根府川駅

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↑最後に拝めることができた伊東行方向幕(06.03.17 根府川駅

早くも夕方の気配を見せてきた相模灘を見ながら、113系は快走を続けます。折り返し528Mでもこの区間は通りますが、すでに夜になっていることが予想されるので、海を見るのはこれが最後です。しっかりと記憶に焼き付けました。


↑海と併走!(06.03.17 根府川-真鶴)

熱海からは伊東線に入ります。来宮からは単線となり、東海道線とは全く異なるローカル色豊かな光景が広がります。ちょうど学生の帰宅時間と重なり車内は賑やかですが、明日から113系が来ないことを知っている人はどれだけいることか…。

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網代で交換待ち。東海道線では短い11両も伊東線では長い(06.03.17 網代駅

伊東線に乗るのは3年ぶりくらいでとても新鮮でした。最後の最後で伊東線に入れてくれたJR東の関係者には敬意を表したいと思います。

17:17。定刻に伊東駅へ到着しました。