東海道線113系最終日(3)ありがとう113系
当初は895Mの小田原行を見送って東海道線の113系とお別れするつもりだったのですが、すでに書いたように113系はまだ小田原→東京→小田原と運用を残しています。
やっぱり最後まで見届けたい!ということで一旦家に帰るも、再び東京駅へ向かいました。我ながらアホですが…後悔しないで済みました。
東京駅に着き、小田原を往復して23:00着快速アクティーで戻ってくる113系を出迎えます。 さすがに時間も遅いことから528M~895Mの頃ほどではありませんでしたが、それでも多くのファンがホームに残っていました。
↑3774M快速アクティーが8番線に到着(06.03.17 東京駅)
↑最後の快速アクティー方向幕(06.03.17 東京駅)
↑23:13発小田原行が113系のラスト(06.03.17 東京駅)
↑この時間でも多くのファンや、一般の人が撮影していた(06.03.17 東京駅)
↑現業の方作成か?さよなら湘南電車札が先頭車につけられていた(06.03.17 東京駅)
これまで最終日にもかかわらず、ホームや車内放送で113系について流れたりはしていなかったのですが、さすがにこの列車に限っては最後の113系電車です…という放送がされていました。聞くところによると横浜-戸塚間でも放送があったようです。
さてさすがに小田原まで行ったら帰れませんので行くわけにはいかないですが、せめてもと思い品川までラスト乗車をすることにしました。 短時間なのでドア脇に立っていましたが、私の乗った13号車には窓全開のデブヲタが占拠…。うーむ、通勤客どころか一応同業者の私にとっても迷惑極まりないです。こういうヲタは社会的にも抹殺して欲しい…。
そんな奴らもいましたが大多数は普段の通勤客を載せ、23:13に東京駅を発車し、東京の夜景に別れを告げてゆっくりと出発していきます。
↑灯りの少なくなった夜の丸の内をゆっくりと出発する(06.03.17 東京-新橋)
明日以降も房総とか静岡では113系は走りますが、グリーン車を連結した15両の長大編成で都心を走るダイナミックな光景はもう見れないと思うと残念です。
新橋を出るとMT54のモーター音が唸りますが、あっという間に品川駅に到着。 最後の写真を撮りました。
↑ここでも多数のカメラが向けられていた。今までありがとう(06.03.17 品川駅)
↑品川駅と113系の組み合わせもこれがラスト(06.03.17 品川駅)
酔い客も多く満員となった小田原行は、ドアが閉まらずに5分ほど遅れました。このまま止まっていて欲しい気もありましたが、無事小田原に向けて出発していきました。
これまでずっとデジカメ越しに見届けたことも多かったこともあって、最後はビデオも写真も撮らず、去り行く945Mを自分の目で見送ることにしました。 ゆっくりと113系が視界から消えていきます。 さらば113系、今までありがとう。
これで東海道線東京口の113系は運用を終了しました。 横須賀線・総武快速線の113系に比べ、報道や一般客の関心がとても高く、盛大な見送りがあったのは113系にとっては幸せだったように思います。反面、ちょっと騒々しすぎじゃないかなあという気もしておりますが、ネット時代でさよなら運転を容易に調べられるようになった今、静かに見送るということは今後マイナー車両であってもなくなるのかなあという気がします…。
さて湘南色の113系はJR東管内からは姿を消しましたが、一部の車両は房総へ転じ引き続き活躍していますので、また近いうちに彼らとの再会を果たしたいと思います。
■本館記事(http://tamazo-diary.seesaa.net/article/15748005.html)もご覧ください。