最後を飾るヘッドマーク
最近は残念なことに駅で撮影するマニアとのいざこざが多数起きていることもあり、特に通勤・近郊型電車でヘッドマークをつけることは減っており、横須賀線・総武快速線の113系も結局最終日は何もつかなかったのですが、東海道線の113系はヘッドマークが付けることが発表されました。
発表では3月8日から17日の最終日までということだったのですが、実際は7日から順次付けられていました。 このヘッドマークは計4種類取り付けられました。
一応全種類撮りましたのでここで紹介します。
↑コツK57編成:クハ111-527(06.03.16 東京駅)
↑コツS81編成:クハ111-2156(06.03.12 横浜駅)
↑コツS103編成:クハ111-2152(06.03.17 東京駅)
このヘッドマークはクリーム地に「ありがとう」と「113系電車」の文字を緑とオレンジで表現した文字主体のデザインでした。
↑コツK47編成:クハ111-1405(06.03.17 東京駅)
↑コツS102編成:クハ111-2154(06.03.17 東京駅)
このヘッドマークは富士山と散り行く桜をあしらったデザインでした。
↑コツK51編成:クハ111-553(06.03.16 東京駅)
↑コツS96編成:クハ111-1098(06.03.16 東京駅)
このヘッドマークは緑とオレンジの縁取りに山々をあしらったデザインでした。
↑コツK69編成:クハ111-2049(06.03.17 東京駅)
このヘッドマークは113系と桜・富士山・日の出をあしらったデザインでした。 うーん、今見直すと最後のヘッドマークだけ付属編成が取れていませんでした、無念。
ところでこのヘッドマークは正確には「ヘッドマークシール」でした。なので、ヘッドマークを取り付ける台座がヘッドマークシールをつける数日前から撤去されていました。
↑コツS104編成:クハ111-224(06.03.07 東京駅)
よく見るとレベルなのですが、何となく間が抜けているのがわかりますでしょうか。自分も最初は気づきませんでした。 この写真はヘッドマーク取り付け情報を知って3月7日の朝慌てて撮りに行ったのですが、実はこの時点ですでに素の113系ではなくなっていたのでした。
横須賀線・総武快速線のときも書きましたが、ヘッドマークは記念になる反面、普段の姿ではない記録になってしまうことから、良いのか悪いのかは何ともいえないところです。 ですがヘッドマークがつくということはそれだけの功績があったということですから、それ自体は113系にとって喜ばしいことでしょう。
前の記事に書きましたが、最終日以外は終日15両でしたのでヘッドマークは1,15号車のみでした。最終日に分割併合運用するK69・S103編成のみ11,12号車にも最終日前に取り付けられました。
↑この光景は3月17日のみであった(06.03.17 東京駅)