東海道線113系の最終運用(最終日)
1月末から3月15日まで運用が固定化されていた東海道線の113系ですが、最終日前の3月16日から変化が出ました。
元々運用一覧を見ればわかるとおり、4運用のうち1本(A32+A132運用)は品川滞泊となっていており、翌日国府津へ回送するよりは事前に国府津滞泊となる運用に入れ替える可能性はあるだろうとは想定していました(実際は、横須賀線・総武快速線のように大船滞泊の運用にそのまま入るような場合もあるのですが)。
しかし残り3運用は国府津滞泊なので、特に変更はないだろうと思っていたのですが…。
まず3月16日。朝の1762Mで通勤輸送を終え、回3957Mで国府津へ戻ったA30+A130運用は、国府津着後運用を離脱しました。てっきり4編成が最後まで走り切ると思いきや、何としたことか1編成がその前に運用を終えてしまったのです。
もっともこれもネット上では事前情報で出ていましたけど…知らずに夕方の運用を狙った人は空振りを食らったことでしょう。
↑一足先に最終運用となった3/16の1762MはK51+S96編成であった(06.03.16 品川駅)
さて翌日の最終日です。
前日と同様、朝の1762Mで通勤輸送を終えたA30+A130運用は国府津でE231系と交換し、夕方の運用から離脱しました。
前日品川に滞泊であったA33+A133運用は予定通りの運用に入りました。逆に品川滞泊となるA32+A132運用には113系は入りませんでした。
ではA31+A131運用はというと、これには入らず、所定E231系であるA25+A125編成に入りました。
従いまして最終日は午前3運用、午後2運用という体制でした。
[A25+A125運用]
回1768M 国府津--:--→二宮--:--
1768M 二宮 7:36→東京 8:57
767M 東京 9:04→小田原10:25
回2867M 小田原--:--→国府津--:--
回2850M 国府津--:--→小田原--:--
850M 小田原13:23→東京14:56 ※11両編成
529M 東京15:03→伊東17:17 ※11両編成
528M 伊東17:42→東京20:00 ※国府津で前4両増結
895M 東京20:13→小田原21:37
3774M 小田原21:50→東京23:00 ※快速アクティー
945M 東京23:13→小田原 0:36
回2945M 小田原--:--→国府津--:--
この運用は850M~529Mと11両で、さらに528Mで増結を行うという運用で、わざわざ最終日に変更して入れるにしては面倒くさいとしか思えない運用であり、ヘッドマークも当初11,12号車には貼られていないこともあって、ネット上で最初見たときは「ガセじゃないの?」と思いました。どう考えてもA30+A130運用に夕方入れた方が楽だし、そっちの方が最後まで走るし…。
しかしどうもA30+A130運用だと、詳細は不明ですが国府津での収容位置が良くないらしく、翌日の運用に支障が出るそうで、その意味での変更があったようです。
まあ後は最後の最後で伊東線に入れておきたいというJR東の運行管理者のささやかなプレゼントという意味もきっとあったのではないかと(好意的に)想像しています。
結局上記の変則運用が最期まで走る運用となり、最終運用は東京23:13発の945Mということになりました。
しかし最終日は金曜であり、当日の朝の状況を見ないと午後の予定が決められないというのでは社会人である自分にとっては非常に都合が悪かったです。
最終的にはA30+A130運用だった場合と、A25+A125運用だった場合双方のスケジュールを検討し、フレックス15時退社をすればどちらも何とかなるという計画を立てて最終日に備えました。