たまの乗り物日記

乗り物(飛行機,鉄道,バスなど)に関する記事を紹介しています。

113系の成田空港行(2010年5月4日)

1991年3月19日に開業した成田線:成田~成田空港間は、1999年12月の総武快速線からの113系撤退後、一時期113系が乗り入れていませんでしたが、2004年10月16日のダイヤ改正で、房総ローカルの普通列車が朝に1往復成田空港まで走ることとなり、113系成田空港行が復活しました。
その後、朝のみ運転ということでなかなか乗る機会がなかったのですが、2009年より209系が入るようになり、この運用もいつ209系に置き換わるかわからないことから、2010年GWに海外に出かけた際、この列車に乗ることにしました。

2010年時点での成田空港行の運用は以下の通りで、113系8両での運転でした。

1431M 千葉7:32→都賀7:38→四街道7:42→佐倉7:50/7:53→成田8:06/8:13→空港第2ビル8:21→成田空港8:24

1438M 成田空港8:37→空港第2ビル8:40→成田8:52/8:53→佐倉9:06/9:07→四街道9:15→都賀9:19→千葉9:24

2010年5月4日。京成電車を京成成田で途中下車し、JR成田から成田空港行に乗ることとします。
すでにホームには成田空港行が到着していました。この日の1431Mはマリ115+マリS224編成でした。

[幕張区マリ115+S224編成]
↑成田空港
8:Tc111-2154
7:M 113-2062
6:M'112-2062
5:Tc111-535
4:Tc111-1504
3:M 113-1261
2:M'112-1261
1:Tc111-1602
↓千葉

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↑マリ115編成:クハ111-2154(10.05.04 成田駅

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↑成田空港行の方向幕(10.05.04 成田駅

113系の「成田空港」行方向幕は1991年3月の開業初期に使われたものの、すぐに「エアポート成田」の愛称がついたため「エアポート成田:成田空港」行幕に置き換わったため、実は貴重な表示だったりします。 今やその「エアポート成田」という愛称は過去帳入りしてしまいましたが…。
主として空港への通勤客向けに設定したこの列車ですが、GW中だったからか8両もつないでいるかすいていて、ボックス席を楽々確保できたと記憶しています。
せっかくなので空港第2ビルまでの車窓を動画で撮影しました。ガラケーでも撮影なので解像度も低く音割れも酷いですが、よろしければご覧ください。

列車はMT54のモーター音も高らかに、この7月に開業予定だった成田スカイアクセス線の脇を快走し、定刻通り成田空港駅に到着しました。

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↑マリS224編成:クハ111-1602(10.05.04 成田空港駅

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↑マリS224編成と成田空港駅駅名標(10.05.04 成田空港駅

マリ115編成は東海道線からの転属組でしたが、後ろにつながっていたS224編成は総武快速線での運用実績のある車両のため、成田空港駅駅名標とのコラボは往年の総武快速線を思い出す構図となりました。 この成田空港への113系の往復運用は、2010年12月のダイヤ改正で209系に置き換えられ消滅しました。

 

■この時の海外旅行記は本館記事(http://www.tamazo-diary.net/article/149325634.html)もご覧ください。