たまの乗り物日記

乗り物(飛行機,鉄道,バスなど)に関する記事を紹介しています。

京阪5000系の5扉車

五条から東福寺まで京阪の普通電車に乗ったところ、やってきた電車は5扉車で有名な5000系でした。

 

Keihan5000.JPG

京阪5000系の車内(06.04.23)

 

今や首都圏では6扉車などがいっぱい走っていますが、山手線で6扉車が走る前は唯一の多扉車でした。この5000系はラッシュ時を過ぎると、使われない扉上部から座席が降りてきて3扉車になるという優れものの車両です。山手線のサハ204はこれとは対象的に扉部はおろか朝は椅子すらないという合理的というか割り切り車両で以後多扉車はこれが標準になってしまいましたが、先人の知恵をどこかで吸収できなかったものかという気はします。

 

しかし、椅子なしが妥当とも言える首都圏とは違い、関西は混雑率もそれほどではないのだから、こんな多扉化の研究よりもっと根本的な混雑緩和策をとるべきではないか、というふうにも思っています。関西は女性専用車両なども首都圏よりも積極的に導入し、中には平日1日中とか休日含め終日とかいう路線もあるようですが、何かそれって混雑による痴漢防止とは違うんじゃないの…と思ったりもします。何か首都圏に張り合うかのようにそういうことを展開するよりは混雑率低いんだからもっと楽な通勤をさせるようにできないの?という風には思いますがどうでしょうか?