たまの乗り物日記

乗り物(飛行機,鉄道,バスなど)に関する記事を紹介しています。

京成バス佐倉営業所:馬渡線

2000年5月頃の京成バス佐倉営業所馬渡線(⇒ちばグリーンバス神門線)の乗車記録です。

当時の記録はExcelで乗車記録としてつけていたのですが、実は2002年にPCがクラッシュして、2001年にデジカメに移行した後の写真データ共々消えてしまいました。なので日付時刻や写真などイマイチ臨場感がないのですが、その点ご容赦ください…やっぱバックアップは大事だ。。。
⇒その後調べてみたら乗車記録はバックアップから発掘しました。なので載せられるだけ載せていきたいと思います。しかし初っ端から順不同だな…。

馬渡線は京成佐倉駅からJR佐倉駅を経由して南下、神門から国道51号を西に進み、県道を再び東へ戻り坂戸から南下、西御門までを結ぶ路線です。

西御門は佐倉市の南端で、乗車時間は40分を超えなかなか乗り応えのある路線です。自分は1983年以来佐倉市民ですがこんな南には行ったことがありません。佐倉市をいくつかの地区に分けた中で弥富地区ということは小学校での知識では知っていましたが訪れるのは初めてでした。

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この馬渡線は本数が少なく、西御門まで行くのは5本くらいしかありません。 このような何もない終点に行く場合、帰途は同一便の折り返しに乗るしかなく、同じ景色の繰り返しで時間と費用の無駄であるばかりか、乗務員とマンツーマンで帰らないといけないという苦痛の時間を過ごすことが多く鬱になるのですが、西御門は地図を見ると、ちょっと歩くとちばフラワーバス新八街線の内小間子バス停(現在廃止)にたどり着きます。 そんなわけで、京成佐倉駅~西御門~内小間子~八街駅京成佐倉駅というルートで乗りに行くことにしました。

これを実行するためには朝早起きしないといけず、同じ佐倉市内が目的地だというのに休日早起きした記憶があります。我ながらアホくさいなあと思いながら。 2000年5月21日、京成佐倉駅から9:04発の西御門行バスに乗ります。


京成佐倉駅前ロータリーをバス停に向かう西御門行

バスはP-LR312Jという中型バスで、元は金町営業所のバスでした。都内からこんな田舎路線に転じるとはこのバスも驚きでしょう。

JR佐倉駅までは駅間連絡の客も多く普通の近郊バスです。JR佐倉駅で客が入れ替わり、郊外に向かいます。

あたりは工業団地でそこそこ住宅があり、少しずつ客が降りていきます。最後はばあさんと2人になり、このまま終点か…と思ったらそのばあさんも途中で降りてしまい、結局終点まで乗ったのは自分ひとりでした。もっと客がいるんじゃないか…と思ったのですが現実はこんなもんのようです。

そして運賃の上がり方も驚きでした…。当時はバスカードが使えなかったのではらはらでした。 終点の西御門付近は周りは田んぼと農家が点在するだけ、センターラインもない狭い道を走るだけで自分の住む場所と同じ佐倉市内とは思えないのどかさでしたが、初夏の佇まいはなかなか爽やかでとても良かったです。

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↑終点西御門にて ここから内小間子に向かって歩きます。

ほぼ1本道なので20分ちょっとで着きました。内小間子は千葉市若葉区ですが、相変わらずののどかさで、ちょっと離れるだけでこんなところなのか…と改めて驚きました。新緑がとても美しかったです。

無事内小間子10:25発八街駅ちばフラワーバスに乗り、八街駅へ向かったわけですが、この路線は千城台駅~内小間子~八街駅なので、千城台駅~内小間子間が未乗になってしまいました。最初は全部乗る気なんてなかったのですが、最終的には乗らないといけなくなってしまい、再度西御門まで行って歩き、今度は千城台駅へ向かいました。

ま、折り返しで変な目で見られるよりは2度このローカル線に乗れただけいいことにしましょうかね。 なおこの日の行程はこんな感じで行ったようです。

京成佐倉駅9:04⇒(馬渡線)⇒西御門-(徒歩)-内小間子10:25⇒(新八街線)⇒八街駅11:31⇒(岩富線)⇒第二工業団地入口-(徒歩)-物井駅-(JR)-八街駅14:10⇒(八街南線)⇒中野操車場15:00⇒(千葉線)⇒JR千葉駅

我ながらよく乗るなあ…でもかなり旅行気分でしたねぇ。